インバーターとは

インバーターは DC から AC への変圧器であり、実際にはコンバーターによる電圧反転のプロセスです。

コンバータは電力網の AC 電圧を安定した 12V DC 出力に変換し、インバータはアダプタから出力された 12V DC 電圧を高周波高電圧 AC 電力に変換します。どちらの部分も、一般的に使用されているパルス幅変調 (PWM) テクノロジーを使用しています。コア コンポーネントはすべて PWM 統合コントローラで、アダプタとして UC3842、インバータとして TL5001 を備えています。 TL5001の動作電圧範囲は3.6～40Vで、内部にエラーアンプ、レギュレータ、発振器、デッドゾーン制御付きPWMジェネレータ、低電圧保護回路、短絡保護回路を搭載しています。

入力インターフェースセクション: 入力セクションには、12V DC 入力 VIN、動作イネーブル電圧 ENB、およびパネル電流制御信号 DIM の 3 つの信号があります。 VIN はアダプタによって提供され、ENB 電圧はマザーボード上の MCU によって提供され、値は 0 または 3V です。 ENB=0 の場合、インバータは動作しませんが、ENB=3V の場合、インバータは通常の動作状態になります。 DIM 電圧はマザーボードによって提供され、変動範囲は 0 ～ 5 V です。異なる DIM 値が PWM コントローラーのフィードバック端にフィードバックされ、インバーターによって負荷に供給される電流も異なります。 DIM 値が小さいほど、インバータの出力電流は大きくなります。

電圧始動回路: ENB は高電圧レベルにあり、

高電圧を出力してパネルのバックライト管を点灯します。

PWM コントローラ: 内部基準電圧、エラーアンプ、発振器と PWM、過電圧保護、低電圧保護、短絡保護、出力トランジスタの機能で構成されます。

DC 変換: 電圧変換回路は、MOS スイッチング管とエネルギー蓄積インダクターで構成されます。入力パルスはプッシュプルアンプによって増幅され、MOSチューブを駆動してスイッチング動作を実行し、DC電圧でインダクタを充放電できるようにして、インダクタの他端がAC電圧を受け取ることができるようにします。

LC発振・出力回路：ランプ点灯時に必要な電圧1600Vを確保し、ランプ点灯後は800Vまで降圧します。

出力電圧フィードバック: 負荷が動作しているとき、フィードバック サンプリング電圧はインバータの電圧出力を安定させる役割を果たします。